1.新製品開発の支援

会員企業の新製品開発に向けて、当工業会では、様々なサポートを提供しています。

新製品開発助成事業(日本財団助成事業)

会員企業からの提案による課題と船主等ユーザーニーズによる課題について、公益財団法人日本財団の助成を得て、製品化に向けた助成事業を実施しています。


令和3年度新製品開発助成事業に係る募集案内

 

2021年度に終了した新製品開発助成事業の成果報告書

2020年度に終了した新製品開発助成事業の成果報告書

2019年度に終了した新製品開発助成事業の成果報告書

2018年度に終了した新製品開発助成事業の成果報告書

2017年度に実施している新製品開発助成事業

2016年度に終了した新製品開発助成事業の成果報告書

新製品開発のための可能性調査(FS)事業

新製品開発のテーマ発掘のため、可能性調査(FS[Feasibility Study])事業を実施しています。(現在休止中)

2.研究会等

新製品開発活性化のため、産学官や、異業種、更にはユーザー業界とも連携しながら、日本の舶用機器の技術力向上に寄与するための調査研究を実施しています。

スマートナビゲーションシステム研究会4

航海、機関、船体、気象海象等多くのデータを統合し、さらにそれらを有機的に結合して、船内及び船陸間の情報統合を実現する先進的な「スマートナビゲーションシステム」の実用化を目指す。この実用化により、船舶の安全運航、効率的運航、燃費(CO2)削減等が可能となる。また、国際標準規格化(ISO化)を行い、システムの普及を促進する。

スマートナビゲーションシステム研究会4 【SSAP】 Web site

過去に実施した研究会の成果

船内LAN研究会(2005年~2012年)

船内のケーブル工事量の削減や、船内情報の活用を実現する方法として、船内LANの構築に関してそのメリットや課題を研究しました。本研究会で検討した船内LANの方式についてはISO規格にしました(ISO16425)。

環境への全体最適を狙ったスマートシップ研究会(2011年~2013年)

将来の船舶の姿を展望し、今後の技術開発の推進に資することを目的とし、大学、海運、舶用メーカー等の参加を得て開催しました。

3.その他の技術開発関連事業

舶用機器の新製品開発活性化等のために様々な技術関連事業を実施しています。

舶用技術フォーラム

新製品開発助成事業の成果を公表し、また、造船・舶用工業技術に係る旬の話題を提供するため、「舶用技術フォーラム」を開催しています。

第29回舶用技術フォーラム(2021年11月25日開催)

第一部)新製品開発助成事業成果発表

  • 船舶用ポンプ状態診断システムの技術開発
  • 内航船の安全性効率性を飛躍的に向上させる先進的な船陸間通信システムの技術開発

第二部)洋上風力発電の日本での事業展開

  • 洋上風力発電事業の概観
  • 洋上風力発電施設のオペレーション&メンテナンス
  • 洋上風力発電向け作業船の種類と想定される作業
  • 洋上風力発電向け作業船の設備と特徴

<プレス発表資料>

第29回舶用技術フォーラムを開催

 

SM標準(日本舶用工業会標準)

舶用工業の経営基盤の強化、生産性の合理化等を図る観点から、舶用機器の仕様の統一を目的に、SM標準(日本舶用工業会標準)を制定し、定期的に見直し等を行っています。
SM標準の数は2022年1月現在、16分野・89件です。

<一覧表>

SM標準(日本舶用工業会標準)一覧